大塚呉服店 に行ってきました。

  • 2012.11.23 Friday
  • 14:47
 就職で卒業生がお世話にっている「みさ和・和魂」さんが京都・八坂の塔の参道に

「大塚呉服店」を11/23(金・祝)にオープンされました。

それに先立つ11/22(木)にお披露目会があり、ご案内をいただいたのでお伺いしました。

ご案内いただいたハガキが

白地に大塚呉服店というシンプルな文字のみのデザインでした。

大塚呉服店!?

観た時に一瞬理解ができませんでした。

なんで今の時代に呉服店。わからない。

疑問がでたら実地で解消。

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事前に抱いていた店舗のイメージは重厚感のあるシックな町屋だったのですが、

実際の店舗は、ガラス張りで中が丸見えで安心。

着物の金額も1・3・5万円で分かりやすい。

不透明な呉服店のイメージを、

現代に合わせて分かりやすく翻訳したお店でした。

社長にも色々お話をお伺いできました。

大塚呉服店は、原点に立ち返り、呉服に対する挑戦だったんですね。

きものや日本文化を未来につなげるぞ!!という気概を感じるお店でした。

すばらしい。

大塚呉服店さんのHPです。
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伝統は継続しているからすばらしいのですが、

継続は、時代の変化に対する人の挑戦の連続の上で成り立っています。

着物業界は、これからますますおもしろくなりそうです。

学校のHPはこちらです。興味のある方はぜひ見てください。
きもの・和裁の専門学校

6/28 ひなや清水五条坂店へ

  • 2011.06.28 Tuesday
  • 19:42
 今日は、学生とひなやさんに会社見学にお伺いしました。

伊豆蔵社長は、当学園のパンフレットに、「和を学ぼうと志す人達へ」のメッセージを頂いた

世界に挑戦する若き経営者です。大変謙虚ですばらしい方です。

大変お忙しいにもかかわらず、お時間を頂きました。ありがとうございました。

そのあと、ひなやさんが新しく開店されたHINAYA 清水五条坂店へ。

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一番驚いたのが、店頭で商品を織ったり、小物を作ったり。

本社で、企画や物作りをしているスタッフの方々が、ローテーションで店頭の営業にたたれています。

お客様の要望を肌で感じることができる店頭で、物を作っている。

昔の職人の店の未来版です。

究極のお店になる予感がします。

HINAYA 清水五条坂店の今後の進化が楽しみです。

7/16(土)PM2-PM5には、浴衣でパーティーが開催されます。祇園祭の真っ最中。

是非訪問してみてください。





8/24 「西陣・ひなや」に見る世界に通じる日本の手技の可能性

  • 2010.08.24 Tuesday
  • 18:39
 今日の朝、肌に感じる風は涼しくなってきました。

暑い中にも、秋の気配が感じられるようになってきました。


今日は、学生の採用の件で、
日本の手技を継承・発展させ、若い人材を毎年採用していらっしゃる「ひなや」の伊豆蔵社長と総務を総括されている井上相談役にお会いしてきました。

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本社です。

建物の外観は、オリジナリティーあふれる独特のフォルムです。

ひなやさんは、西陣の織のメーカーです。
でもただの織のメーカーさんではありません。
和装から洋装まで手掛けれれていて、
作品、事業展開はオリジナリティーあふれています。
加えて、フランスのパリコレのオートクチュールへの素材提供やアメリカへの進出などグローバルに事業を展開されています。


伊豆蔵社長は、お若く37歳で、大学生時代からフランスで織の勉強をするため留学した経歴をお持ちです。
ひなやさんがオリジナリティーあふれる作品を作り続けるための技術的バックボーンを体現されている方です。



伊豆蔵社長の案内で、会社を見学させていただきました。
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本社から道を挟んだ染め工房です。



ひなやさんは、日本の手技を大切にされ、自然からとれる草木から染める草木染で作品をつくられています。そして、生地から織、染め、そして縫製まですべて京都の自社で製品をつくられています。
ユニクロの対極の取り組みをされています。



事前に、ひなやさんのフィロソフィーをHPで見ていたのですが、見学をさせていただき、それが本当に実現されていて驚きました。

〜ひなやさんのフィロソフィー〜

「はじめに自然のルールがあり、次に人間のルールがある。
 自然染色は、動物や植物から”いのち”をいただいてできているものです。その”いのち”を人間の勝手で選んで使うのではなく、最後まで有効に活かさなければなりません。動物も植物も、人間だって、その”いのち”に優劣はありません。見た目の美しさや上質だけを選別する「目利き」の美ではなく、”いのち”を思いやることから生まれる美、「思いやりの美意識」こそが、本物の美です。」




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丁子です。茶色〜ベージュまで染まります。
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茜です。昔からある日本の赤を代表する色です。



染め工房は、独特の香りが漂っています。
そのかけがえのない手仕事から、無理ない自然の色が生まれてきます。
美しいです。
また、若い女性の社員の方とベテランの社員の方がいて、工房に活気があります。



上階に行き、織のフロアーです。
写真は掲載できないのですが、本当に手織でされていました。
しかも若い入社3年めの若い女性が。
加えて、ひなやさんの作品を初めて見たのですが、織の組織表現が独特で見たことのない作品でした。




 大量生産が主流で、効率化が重視される現在、
最小限の機械(手機)×人間の無限の可能性で、1品1品違うオリジナル作品が生まれてきます。
 手機を改良している考えは、人間と糸への配慮から改善されているので、効率を重視されていません。正直驚きました。


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ショールームです。ほかにはできない作品が展示されています。

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ひなやさんの帯です。

1250年前の正倉院の御物に残る唐組という組紐の技法を、
先代が試行錯誤の末、織で帯の作品にしたオリジナル作品です。
・草木染めの自然の色
・絹の光沢
・独特の織組織による陰影
・シンプルなデザイン
そこを通して、
過去の技術に挑戦されたひなやさんの志を感じる作品でした。

一通り見学をさせていただき、伊豆蔵社長、井上相談役と学生の採用を含めて色々な関わりの可能性を話をさせていただきました。
これからですが、非常に未来の可能性を感じられる機会となりました。



今、世界全体が、経済の効率化の流れの中、
大量生産
大量販売
大量廃棄
を脱皮するための壁に当たっていますが、
ひなやさんの取り組みは、これからの企業のあり方の1つを示しています。


伊豆蔵社長は、
「西陣の機屋だったので、きものの精神が自然とあり、フィロソフィーの考えに繋がっています」とおっしゃっていました。

「日本の心」は時代の先端の考えだと改めて感じられました。

古くて新しいもの・・・。

「温故知新」の精神で、日本の足元を見直す時代がきました。


ひなやさんのホームページはこちらです。

学校のホームページはこちらです。興味のある方はどうぞ。

伝統の守るもの 変えるもの サロンドハピネス

  • 2010.06.23 Wednesday
  • 21:33
今年5月にきもの伝統文化コースの2・3年が京都高島屋×たんすや×京都の大学生のコラボできものコンペディションを行いました。その期間中にサロンドハピネスの代表ベナー優子さんと知り合いました。お着物がオリジナリティーにあふれていて、会場で1人輝くばかりに目立っていらっしゃいました。お話をお伺いして、見た感じとは全然違う大変芯のある素敵な方だと印象に残っていました。
6月22日(火)に就職先訪問の合間にベナー優子さんのサロンドハピネスを訪問しました。
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京都の阪急京都線大宮駅から歩いていける場所にあります。
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代表のベナー優子さんです。突然の訪問にもかかわらず快く迎えてくださいました。

ベナーさんは、小さいときから日本舞踊をされていて、着物が身近にある環境でした。
そのベナーさんが自分が着たい着物がないので自分で作ってしまえと、ついには今年の2月に自分のお店までオープンされました。
「私の頭の中がそのまま出ているお店です」とのこと。
昭和レトロな感じがよく出ています。
話を聞いていると、ベナーさんは本当に着物をよくわかっている方だなあと感心しました。
ベナーさんは、小さいときから日本舞踊をされていて、正統な着物が身近にある環境でした。
ベナーさんが着物で変えてはならないことは、きものの形と正統な着付け。
オリジナリティーを出すのは、柄のデザインとコーディネイトと小物。
伝統の守るものと変えるものベナーさん的価値観をしっかり持っていらっしゃいます。
伝統のここが一番難しいところです。
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帯はコーディネイトの要で、1つの着物で帯を何本か持つことでコーディネイトを楽しむことができます。
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オリジナルの草履です。伝統的な職人さんの作品ですが、ベナーさんの注文にはいろいろ葛藤があるそうです。職人さんも伝統と革新の狭間で戦っています。
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ベナーさんには、がちがちの伝統を守るという気負いがなく、自然なさわやかな着物に対する志を感じます。
お話を聞いていると、自分がどんどん元気になってきます。
ベナーさんのようにベンチャー的な着物を発信できる人が徐々にですがでてきています。
着物が楽しくなる予感がします。
大原の学生も自由に芯をもって伝統にチャレンジする人材になってほしいと思います。
今回のコンペで学生たちも私も着物に関してたくさんのことを学びました。


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