日本茜の懐かしい匂い

  • 2012.05.26 Saturday
  • 21:36
ふらっと教室を見に行ったら、


学生から「先生。日本茜見られます?」

と声をかけてくれました。

染色室へ行くと床いっぱいに日本茜が敷かれていました。

わざわざ故郷で自生している日本茜を染料につかえるということで地元から送ってくれたとのこと。うれしいですね。この心遣い。

DSC09873.JPG

DSC09874.JPG

はじめて実物を見たのですが、
懐かしい土の匂いがしました。
この日本茜が自生している風景が思い描けます。

この根を煎じて染液にするそうですが、1年目の黄色い根は染液が濁るために丁寧に取り除かなければいけないとのこと。
手間暇がかかるため中世後半以降は、茜染は行われなくなったとのことです。
たしかに半透明の透き通った黄色の根が沢山の根の中に混じっていて、これを1本1本取り除くのは手間暇かかります。

しかし、この茜染で染められた武蔵御嶽神社にある「赤糸縅鎧兜」は1000年近い年月が経っているにもかかわらず、退色せずに残っています。
明治時代にその当時最新の染料として入ってきた化学染料を使って復元した部分は、100年たって退色してしまっているとのことです。「日本の色を歩く・著吉岡幸雄より」

今は出来上がった時が最高の状態で、流行などがあるためそのあとから非常に速いスピードで劣化します。

すぐに劣化する1000円のものと
1000年も退色しない10万円のも
どちらに価値があるのか考えてみるのも大切だと感じます。







コメント
いつもブログ見てます!
失礼ながら大原さんでは、
編入なんてできませんよね?
  • 2012/05/27 8:03 PM
春さんいつもつたないブログを見ていただきありがとうございます。お尋ねの件ですが、今は別の学校で学ばれているのですか?そのあたりお教えいただけますか?
  • 園長
  • 2012/05/28 10:54 PM
はい!別の学校に通い中です。
  • 2012/05/29 9:30 PM
春さん。今の学校で悩まれているか?もっとこれを学ぶことに欲がでてきたのかわかりませんが、春さんにとって成長したいと感じている大切な時だと思います。私は今まで経験を生かすことが一番だと思うので、現在学ばれている学校で続けられることが一番よいかと思います。ただ、たとえば日本文化のここが知りたい!!けどどうしたらいいのか分からないというようなことはできる限り相談にのりますよ。ブログでは公開されるのでメールでお便りください。
  • 園長
  • 2012/05/30 9:11 PM
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