和裁科・和裁研究科1年浴衣実習学生レポート紹介 ”着る人を考える”視点を養う

  • 2017.10.28 Saturday
  • 16:16

和裁科・和裁研究科の1年生は、着る人を考え(想像して)実習できるようになるため

 

夏休み前に製作する男物浴衣は、女物浴衣との違いを学ぶとともに

 

身近な人にプレゼントをする課題にして、その人を採寸し、その寸法で男物浴衣を縫い上げます。

 

当学園の教育理念として、創始者大原マサ先生が”裁心縫・さいしんほう”を実現できる人材育成を目標に掲げています。

 

着る人のことを考え裁縫する(ものづくりをする)ということで、

 

今でいうカスタマーサティスファクション(顧客満足)を考えた技術者になるという事です。

 

1年生よりその視点を養うためにこのような実習をおこなっています。

 

夏休み明けに浴衣を着た人の感想や自分が感じたことをレポートで提出することになっています。

 

その学生のレポートの1部をご紹介します。

 

「男物の浴衣を着てもらって」 和裁研究科1年Y.T

 

父の感想は、旅館などの浴衣でよく感じる窮屈な感覚がせず、着心地がとても良かった。さすがオーダーメイドだと思ったとのことでした。

20171025081904-0003.jpg

今回、初めて家族に自分で作った浴衣を着てもらいました。ちょっぴり気恥ずかしく、でもすごくうれしくて達成感を感じました。

 

そして初めて人に着付けたので上手くできたか心配でしたが、父が喜んでくれたので良しとしたいと思います。

 

私は今まで父にプレゼントをした物はほとんどありませんでした。

 

接骨院の先生という仕事のため、父の日に何をプレゼントしてよいか分からなかったことも原因の1つです。

 

だからこそ、今回プレゼントできたことがとてもうれしかったです。

 

しかし、実際着てもらうと見えてくることがありました。裄や着丈は良かったのですが、褄下と揚げ位置がどうも違うように感じました。

 

褄下はなんだか短く、そして揚げ位置は、なんと帯の外へはみ出てしまっていました。

 

父の浴衣を作る際は、裄曲りが相当にひどく、最大まで下げて何とかしましたが、どうやら他の寸法もただの計算では父に合わなかったようです。次に父の着物をまた作る時には、その辺りも考えた寸法で作りたいと思います。

 

自分で作ったものを実際に自分で着付けて、その感想を本人から直接聞くという貴重な経験をすることができました。

 

このうれしさを忘れずにこれからも頑張っていきたいと思います。

 

古都奈良で 和裁・染色・織物・着物デザイン・着付の技術を学ぶ 大原和服専門学園のホームページはこちら

コメント
お父様、娘からプレゼントをもらうなんて嬉しかったでしょうね〜。きっと一生忘れないと思います。
一針一針が成長です!頑張ってください!
  • 2017/10/28 5:00 PM
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