技能五輪の金メダリストインタビューで紹介されています。
生まれて初めて出場した大会へ向けて自分自身へ挑戦したことがよく伝わるインタビューです。
是非、見てみてください。
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第61回技能五輪全国大会 金メダリストインタビュー! (youtube.com)
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今回は、座布団の制作です。
昔、着物が小袖と呼ばれていた時は、小袖仕立てと言って着物の表地と裏地の間に薄い綿を入れていたり、
舞妓さんや歌舞伎の衣裳などには、裾に綿を入れて豪華に見せてたり、綿の扱いは大切です。
今回は、2年生を対象に実習を行いました。
座布団や寝具のプロは、綿の扱いなど工夫して作られるので大変勉強になります。学生も大変勉強になったと思います。
最後にくけで綴じますが、ここはマイスターにも負けないくらい学生ががんばりました。
ご協力いただいた座布団マイスターのみなさん、奈良県職業能力開発協会のみなさんありがとうございました!
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令和5年11月17日㈮~19日㈰に愛知県で開催されます。
技能五輪全国大会は、原則23歳以下の若者たちが40余りの職種で技能の日本一を競う大会です。
ものづくりは、どちらかというと地味でなかなか表に見えにくい仕事ですが、
この大会は技能で頑張る若者のひのき舞台です。
当学園から和裁職種の奈良県代表選手として2名出場します。
先日の11月14日火曜日に奈良県庁に出場選手は表敬訪問に伺い、副知事より激励のお言葉を受けてきました。
この技能五輪は、様々な職種を一堂に見ることができる絶好の機会です。
是非、物づくりに興味のある方は、学ぶことや感じられることがたくさんあります。
また、卒業生の皆様も後輩の応援に是非お越しください!
開催日時:令和5年11月17日㈮~19日㈰
競技;1日 11月18日㈯9:00~12:00 12:45~15:45
2日 11月19日㈰9:00~12:00
開催場所:愛知県国際展示場 展示ホールC
古都奈良で和裁・染色・織物・きものデザイン・着付けを学ぶ大原和服専門学園のHPはこちら
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竹田さんの職場 古都京都にある?おか善は、創業200年の老舗の着物小売店で、特に舞妓さん芸妓さんの花街の着物を主に扱っているお店です。
?おか善外観
店内風景
竹田さんに在学中のことや今のお仕事について伺ってみました。
Q大原和服専門学園に入学を決めた理由を聞かせてください。
私は、新潟県出身でもともと手縫いが好きで、より専門的な和裁の技術と知識を2年間で学べ、給食や寮など衣食住のサポートがしっかりあるので、大原和服専門学園に進学しました。
大原での学生生活を振り返ってみて、縫製している時間や自分の成長を感じられた時、目標を持って先輩や同級生と努力している時間は、とても充実していて一生忘れられない経験をすることができました。
Q今の会社に就職しようと思った理由をお聞かせください。
私が?おか善に就職しようとおもった理由が、職場の雰囲気の良さと1日にたくさんの着物を扱うので縫製以外の様々な着物のことを学べ、自分の知識や経験が和裁を中心に広がると思ったからです。
Q今のお仕事についておきかせください。
今の私の仕事は、着物の加工だしと仕立て上がり品や着物のお手入れ品の検品や納品などです。
舞妓さんが正月に着る黒紋付の着物や都おどりの着物のお手入れを任せていただいています。私の手元に、舞妓さんが着ている京友禅や日本刺繍で彩られた着物が来ると、とてもきれいでうれしくなります。また、お客様の顔がわかるので、お客様にあわせて寸法の調整など工夫して納品した後、次の舞台でお客様が着ていらっしゃる着姿を見るとうれしくて、またがんばろうという気持ちがわいてきます。
竹田さんの仕事場風景
納品を待つ多くの着物
Q在学中に学んだことで今に活きていることはどのようなことですか。
大原の在学中に実践的に学んだ和裁の経験や知識は、今の仕事にとても役立っています。加工出しや引き合いではプロの職人さんとやり取りするのですが、仕立ての知識や柄合わせなど細かい打ち合わせの際に話ができますし、舞妓さんや芸妓さんは毎日着物を着るので、大至急の修理の依頼が来た時も私が縫って対応することもできています。
また、仕立物が増えてきたときにうまくまわるように仕立て屋さんにお願いするのですが、私自身、和裁をやってきて大変さがわかっているので、誠意をもって話をするように心がけています。その際、快く受けていただいた時などは、とても充実した気持ちになります。
Q着物のプロを目指す方へメッセージをお願いします。
きものの加工のお仕事は、自分で縫う時もありますが、基本、仕立てやお手入れのプロの職人さんに協力していただいて成り立っている仕事です。そのため、私自身できる限り知識と経験を高め、職人さんには敬意と誠意をもって接することで、気持ちよく仕事をしていただける関係をつくることが大切だと感じています。
また、京都の舞妓さん芸妓さんの着物に関わっているので、日本文化の一翼を担っているやりがいも感じています。着物の世界は広いので、必ず自分が輝ける場所があるので、がんばって着物文化を盛り上げていきましょう。
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今年度も当学園と奈良県職業能力開発協会の共催で、
奈良県フラワー装飾技能士会の皆さんに加えて奈良県調理短期大学校の皆さんにも協力いただき、
和裁・染色・織物・着付けと和菓子「大福」作り・フラワーアレンジメントの6つの体験を行いました。
今年度も新型コロナウイルス感染症も留意して、事前申し込み制で対応いたしました。
大きな事故もなく多数の地域の子供さんと保護者の皆さんに体験をしていただくことができました。
これからのグローバルな時代の中で、自国の文化を知っていることは大変重要です。
そして多感な時期に体験を通して経験をしていることも重要です。
当学園を中心に地道に継続して、日本の文化や技の担い手を育てていきたいと思います。
来場いただきました皆様ありがとうございました。
古都奈良で和裁・染色・織物・きものデザイン・着付けの技術を学ぶ大原和服専門学園のHPはこちら
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和裁研究科 2013年卒業
東京・青山の高級ブティックが立ち並ぶ一角に、着物トータルクリニック吉本 南青山店があります。
ここは、着物のお手入れ全般に加えて洋服やバックのお直しも承っている専門店です。
ここが、西尾さんの職場です。西尾さんは卒業後、京都本社で半年間シミ抜きの基本を学び、金沢店をへて、現在、南青山店できものの染色補正のプロとして活躍しています。
「京都はメーカーが多いので、新品のお直しが多かったのですが、金沢は茶道が盛んで結婚の際には着物を持たせる文化があり、加賀友禅の着物を多く携わらせていただきました。今の南青山店では、海外の方から着物のお手入れを頼まれることもあります。地域によって着物のかかわり方が違うのがとても面白いですね。」
西尾さんが悉皆のプロを目指したきっかけが、
「2年生の時にシミ抜きの授業があって、着物を直す仕事があるんだと知ったことがきっかけです。
今の仕事は、着物、洋服等のシミ落としや寸法直しの提案、着物の直しの提案全般(染め替え、柄足し、リメイク、仕立て替えなど)です。
この仕事のやりがいは、たくさんのきれいな着物にふれることができる点と汚れていた着物が目の前できれいになること、そしてお客様の思いを受けて提案をし、最後納品の際にお客様が喜ばれる顔を直接見ることができる点です。なにより思い出のある唯一無二の着物を後世に残すことに携われることにやりがいを感じています。
大原の在学中に実践的に学んだ和裁の経験や知識は、今の仕事にとても役立っています。例えばシミが目立つ場合に仕立て替えをして着用時に隠れる配置を考えたり、着物から羽織やコートの仕立て替えの提案の際、寸法がどれくらい出るかなどの知識や半襟付けやほつれ直しなども急ぎの場合など縫って対応することができています。
また、在学中に課題提出日が決まっていたので、タクスをつぶすようにゲーム感覚で仕事の段取りを考えられるようになっていたり、検反の際に1つ1つ違う反物の違いを感じられるようになっていて、生地が弱くなっているものなど感覚的にわかるようになっています。
きものの悉皆のお仕事は、染み抜きやメンテナンスのこと以外に様々な着物に関するご相談事をうける仕事です。
お客さんが求めていることが一番で、できる限り自分自身の知識と技術と経験をいかして応えていくことが大切です。
着物の仕事は専門的な世界ですが、覚えた知識や技術そして経験は長く役立ち、お客様の記憶に残る着物の思い出を彩ることができるお手伝いができるやりがいのある仕事だと思います。
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月ヶ瀬は当学園と同じ奈良市ですが、学校から車で約1時間かかる山々に囲まれた近くて遠い場所です。
烏梅は、紅花染めの媒染に使われるカラスの梅と書いて「烏梅」といい、
煤を塗した完熟梅を燻してつくります。
今から700年ほど前の南北朝時代から製造がはじめられたと伝わっていて、最盛期月ヶ瀬には400件の烏梅農家があったのですが、現在は中西さん1軒のみ製造を続けていらっしゃいます。例年梅の咲く時期に伺っていたのですが、今回はご無理を言って烏梅を作られているこの時期に伺うことができました。
中西さんは、様々なことにチャレンジされていて紅花の栽培や紅花染め体験などもはじめていらっしゃいます。
かつては伊賀が紅花の産地だったことを考えると隣接する月ヶ瀬は育てるには適地なんだと実感。
紅花染めの体験には東京など遠方からお越しになられるとのこと。
様々な挑戦が経験につながりあらたな烏梅製造の継承の形を作られようとされています。
是非みなさん中西さん応援お願いします!
中西さんから車で約5分のところに月ヶ瀬奈良晒保存会があるロマントピアがあります。
コロナ中は、受け入れを控えていらっしゃいましたが、ようやく受け入れを再開いただき、皆さんに歓迎いただきました。
奈良晒の説明から苧績み体験、機織り体験などしていただきました。
江戸時代 奈良の経済を支えてくれた奈良晒の技術が、しっかりと未来に向かって継承されています。
これからは観光資源として伝統技術が活かされる時代を迎えそうです。継続は力なり。
古都奈良で、和裁・染色・織物・着物デザイン・着付けの技術を学ぶ大原和服専門学園のHPはこちら
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着物の着付け体験授業に協力させていただきました。
約40名のネパールや中国からの留学生の皆さんに着物の知識を簡単にお話をし、
着物をつくる工程を見ていただき、全員に浴衣を着ていただきました。
お一人には振袖も着付けさせていただき、みんなで楽しく写真を撮り合い盛り上がりました。
最近、海外の方に来校いただくことが増えてきました。
大原和服専門学園はこれからも着物の魅力を伝えていきます!
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当学園で見本で保管している東大寺の紙衣と今回のプロジェクトで製作した紙衣のできあがりの確認や
ダフネ助教授が着物についても興味をお持ちで色々とご質問などに答えさせていただきました。
校内もご案内し、着物づくりの工程の説明もさせていただきました。
海外での留学経験のある在校生やインターナショナルスクール出身の在校生もいるため
ダフネさんと英語で楽しく話をしていました。
当学園もインターナショナルになったなぁと感慨深かったです。
これからも様々な方と連携して海外にも着物のことを知っていただけるようにがんばります。
ダフネさん、皆田和紙保存会の山本会長、?ブライトオブジャパンの矢田様ありがとうございました。
古都奈良で和裁・染色・織物・着物デザイン・着付けの技術を学ぶ大原和服専門学園のHPはこちら
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今日は2日目で、京友禅の京の名工の黒島先生に着物の奥深さと伝統技術の学び方について話をしていただきました。
舞妓さんの振袖など様々着物をお持ちいただき、ご説明いただきました。
また、伝統技術についても実際に描きながら道具の話や技法についてもお話いただきました。
着物の世界の入り口に立った新入生にしっかりと技術を身につけてもらい着物の担い手に成長してほしいと願っています。
みんながんばれ!!
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山形県で織の仕事をしている当学園の卒業生も関わっている
長編ドキュメンタリー映画「お蚕さまセヴェンヌ」の製作に出資をいただく市民プロデューサーを募集しています。
日本が失ってはいけない文化、美、そして伝統技術。職人たちの手仕事を次世代に繋いでいき、
若い人たちが未来に向かって新たなる展開と発展を実現していくための試みとして、
この映画をつくりたいと考えてらっしゃいます。
是非ご賛同いただける方は、下記フォームから応援よろしくお願いいたします。
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「装いの美術史ー織りと染めが彩なす服飾美ー」(?思文閣出版)を当学園に献本いただきました。
河上先生の今までの研究のダイジェストのような構成となっています。
ぜひご興味のある方は手に取ってご覧ください。
学生指導に活用させていただきます。
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